事業家集団環境を辞めた元メンバーたちの話

事業家集団環境でチャレンジすることを辞めた人や脱退した元メンバーたちの現在

事業家集団環境を辞めてから気づいたこと

事業家集団環境をやめた後に案件受注のために商談をしている元メンバーのイメージ

はじめまして。
まずは自己紹介からさせてください。

私は、社会人3年目の途中の27歳の時から事業家集団環境で5年間活動しました。
事業家集団環境をやめた後は自分のスキルを活かして起業し、起業から5年経ち大成功とは言えませんが、バイトとの掛け持ちで自分の生活費を賄えるくらいの利益を得られるようになりました。

もう事業家集団環境で学ぶことは無いと思って飛び出しましたが、失敗の連続で何度も後悔したのを覚えています。やめてからやっと事業家集団環境で学んでいたことの本当の意味がわかり、自分の未熟さに恥ずかしくなったこともたくさんあります。

私が事業家集団環境をやめた後に経験したことから、事業家集団環境でどんなことを学ぶべきだったかをお伝えできたらと思い、記事を書き始めました。ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

 

 

チームビルディングから始める意味

事業家集団環境での活動中にチームビルディングを実践していたときの元メンバーのイメージ

事業家集団環境では、事業計画を立てたり、資金調達をしたりするより前に教えられるのが、「チームビルディング」です。

チームビルディングとは、メンバーひとりひとりのスキルや経験を最大限に活かし、目標を達成できるチームを作り上げる取り組みです。

チームビルディングは、直訳するとチーム作りという意味ですが、事業家集団環境で扱われる意味合いとしては、単にチーム作りだけではなく、仲間作り・人脈形成・友達作り・連絡先交換・名刺交換・家族など幅広い意味で用いられています。

では、なぜこのチームビルディングから始めるのか?
それは、起業すれば誰もが直面する集客と直結していることに他ならないからです。

今の日本は、コロナショックや技術革新によって企業の力が衰えを見せ、個人事業、フリーランス、起業する人が大量に発生し、大起業時代とも言える状況になっています。
しかし、起業した経験も知識も無い状態から、SNSやネット情報を頼りに起業する人がほとんどで、夢を見て起業したものの、集客ができずに売上が上がらない、仲間が離脱して自分一人になってしまったなど、四苦八苦している人が多いのではないでしょうか。

かくいう私も、事業家集団環境で十分知識は身につけたという自負心から起業したものの、苦労した一人です。
事業家集団環境をやめてから、チームビルディングの本当の重要な意味に気づきました。

起業してから気づいたチームビルディングの本当の価値

事業家集団環境をやめて起業した後に夜中まで仕事をしている元メンバーのイメージ

事業家集団環境で活動していた私は、チームビルディングをする傍ら、自分のスキル(webデザイン、webマーケティング)を高め、会社員での収入を上げることにも成功していたため、天狗になっていたと今では思います。

事業家集団環境の中でもチームビルディングでそこそこの結果を作っていましたが、コツコツ人とのご縁を紡いでいくやり方よりも、自分のスキルを活かして起業した方が儲かるんじゃないか?と思うようになって、事業家集団環境を飛び出しました。

ところが、やはりそんなにうまくいくものではありませんでした。

最初は勤めていた会社時代からの繋がりで仕事をもらえていたものの、プロジェクトが終わるにつれて徐々に案件が途切れるようになりました。
当然ですが、いくらスキルがあっても仕事がこなければ売上にはなりません。
さらに、自分くらいのスキルの人間は世の中にごまんといることにも気づき、スキルで食べていける時代ではないことにも気づきました。
この一年、半年でのAIの台頭も目覚ましく、これからはAI以上の仕事ができなければ、さらに仕事が減っていくのも容易に想像ができます。

事業家集団環境というコミュニティにいたことで、仲間や友人がいるという勘違いをしていました。
会社員の収入が増えていたことで、自分には稼ぐ力があるという勘違いをしていました。

気づいてからは、人脈作りに奔走する毎日でした。
事業家集団環境にいた頃よりも、必死でやっているかもしれません。

チームビルディングの本当の価値がわかっていれば、「やめる」という選択肢はなかったと思います。
メンターの顔や諭してくれた言葉が頭に浮かびます。

まとめ

事業家集団環境で最初に触れる、チームビルディングの本当の価値は、すぐにはわからないかもしれません。
現在、事業家集団環境内で、ある程度実績を作ったり、経験を積んだりしている人たちも、私のように本当の意味で価値がわかっているのかはわかりません。

今思うと、チームビルディングを主体として実業を成されているメンターの方々はそれを伝えたかったのかもしれません。
現在、事業家集団環境で活動されている方には、本当に恵まれた場所だと伝えたいです。

ぜひ、メンターを信じ、自分を信じて全力でチームビルディングに取り組んでください。