事業家集団環境を辞めた元メンバーたちの話

事業家集団環境でチャレンジすることを辞めた人や脱退した元メンバーたちの現在

事業家集団環境を辞めた私が思うメリットデメリット

事業家集団環境を辞めた元メンバーが考えるメリットとデメリットのイメージ

私は事業家集団環境と呼ばれるビジネスオーナーを目指すコミュニティに所属していました。

期間にして約3年間。
振り返ると山あり谷ありでしたが、いい経験ができた3年間であったと思います。
そして、3年間継続したからわかる事業家集団環境のメリットとデメリットをフラットに記事にしました。

もし事業家集団環境で学ぶか迷っている方がいたら、この記事がその助けになれば幸いです。

 

 

私が事業家集団環境に入った理由

事業家集団環境でチャレンジすることを決めた社会人3年目の女性のイメージ

私が事業家集団環境に入ったのは社会人4年目の3月、26歳の時です。
とりあえず3年と言われる期間も終わりに近づき、将来のことを考え始めた時でした。

特にやりたいことはなく、でもこのままでもどうなんだろうとモヤモヤしていた時に、事業家集団環境で学んでいる友人と出会いました。
そして、様々なビジネス書をお薦めしてもらって読んだり、友人の師匠と言われる方を紹介してもらってお話をして、目標を持って頑張っている人はかっこいい!と憧れるようになりました。

また、自分のコミュニケーション能力にも自信がなかったのですが、その師匠から学んでいる方たちはみんな輝いて見え、自分にもチャンスがあるならと一歩踏み出したのです。

 

私が感じる事業家集団環境のメリット

事業家集団環境に入るメリットは大きく3つあると思います。

 

コミュニケーション能力が上がる

事業家集団環境では各種セミナーがあるのですが、インプットの機会だけではなくアウトプットの機会がとても多いです。

自分がいま思っていることや感じていることをスピーチしたり、学んだことをすぐにアウトプットしたり、師匠に1分プレゼンをする機会をもらったり。
実践する場が多いからこそ、コミュニケーション能力に自信がなかった私もチャレンジせざるを得ない場面が多く、結果的にコミュニケーション能力が以前よりも上がったように思います。

声の出し方や話の組み立て方も師匠が逐一フィードバックをくれたことは、今でも役に立っています。
現在では仕事でもプレゼンがうまいと言われるようになりました。

 

管理能力が上がる

入ってからすぐに教わったのは、作業の仕方です。

タスク管理の仕方、キャッシュフロー管理の仕方、スケジュールの立て方など、実践的で普段から使えることを教えてもらえます。
このような作業の細かいことを会社で教わることのなかった私にとって、具体的な管理方法を教えてもらったことはとてもよかったです。

そして、それがちゃんと実践できてない時は、期限が切れているよ!とか、スケジュールどうなってる?など、師匠や仲間たちがリマインドしてくれたので、日々管理することが癖づいていきました。

これは現在でも会社の仕事で実践をしているので、上司からの信頼を勝ち得ているポイントの一つになっています。

 

視野が広がる

事業家集団環境に入る前の3年間は、自分の周りにいる人たちとしか会うことはありませんでした。
しかし、事業家集団環境に入ってからは、かなり視野が広がったと思います。

まず、ビジネス書を読むようになったので、いろんな知識がつきました。
現在でも月に1冊は読むのですが、これは口酸っぱく師匠から読書の習慣をつけるように言われていたことが功を奏しています。

また、事業家集団環境に入ってからは、チームビルディングをするように言われるのですが、そのために人脈を広げることを実践します。
今までインドアだった私が、いろんなイベントに出かけたり、飲み会を企画してみて、関わったことのないタイプの人たちと知り合うことができ、世の中にはいろんな人がいるんだということを実感することができましたし、いかに自分の世界が狭かったのかを認識することもできました。

セミナーの中で、世の中の成功者の話が聞けたことも特によかったです。
事業家集団環境で成功している人だけではなく、一般的にも成功している経営者の話を聞く機会も多数あり、みんな成功者が大事にしていることは似通っていることもわかりました。
事業家集団環境で学んできたことが一般社会でも通用することは今でも確信があります。

 

私が感じる事業家集団環境のデメリット

事業家集団環境にはメリットだけでなく、デメリットもあると思います。

 

主体的でなければなにも起きない

私は自分で言うのもなんですが、主体的な方ではありません。
事業家集団環境に入った時も、紹介してくれた友人がとても世話焼きなとてもいい方で、引っ込み思案な私に声をかけてくれて、一緒に動いてくれたのはとても感謝しています。

ですが、いつまでも誰かに頼って自分から主体的にいかない人は、特に師匠からなにも言われることもありませんし、自分で行動しなければ何も起きることはありません。
毎週セミナーに行って終わりです。
師匠は先生ではないのです。
なので、主体的でない方は、事業家集団環境に入っても結果が出ずに辞めてしまう人が多い気がしています。

 

自己管理できない人は継続が難しい

事業家集団環境では、自分から求めない限り、あれやれこれやれと言われることは少ないです。
そのため、自分で動き、自分で管理することが求められます。
ステップとして、まずはこういうことをやったらいいということは教えてもらえるのですが、それを実践するのは自分です。
サボったり、怠けたりしたとしても誰にも何も言われません。

ある意味、会社のように就業時間が決まっていて、あれやれこれやれと言われ、サボったら怒られる方が楽なのかもしれないなと思います。
自己管理ができない人は、そんな自分に失望してしまい、これまた辞めてしまう人が多いです。

 

一定数のアンチがいる

事業家集団環境に対して否定的な方が一定数います。
アンチが付くのは、一般的な経営者や芸能人など世の中に影響を与えている人の宿命なので、事業家集団環境だからというわけではないかもしれません。

事業家集団環境内で活動している方々が、特に事業家集団環境の活動を発信しているわけではないので、アンチと呼ばれる人がどんどん悪評を広めてしまう傾向にあると、客観的に感じています。
ですから、私が活動している時に、友人から事業家集団環境で学んでることに否定的な意見が出ることもありました。
私は人からの評価を結構気にしてしまうタイプなので、これは結構メンタルにきましたね。

 

最後に

事業家集団環境で学んで別の道を考えているメンバーのイメージ

私が事業家集団環境を辞めた理由は、「自分がそこまで望んでなかったから」でした。

元々経営者になりたいという願望が強くもなく、何かを頑張りたいくらいで入ったので、このまま事業家集団環境のメンバーとして継続することは、本気で頑張っている人たちにも申し訳なく、3年という区切りで辞めることにしたのです。

たくさんの成長をくれた事業家集団環境には、現在も感謝していますし、たまに連絡をくれる師匠や仲間には今でも前向きな感情しかありません。

しかし、私のように本気で結果にする気がない人には少し仕事の基準が高いかもしれません。
本気で人生を変えたかったり、ハードワークをして自分を成長させたかったり、経営者として成功したい人にとっては、とてもいい環境であると思います。

結論、みなさんの目標設定や、本気度と向き合ってみて、熱量が高いのであれば事業家集団環境でチャレンジしてみてください。
熱量が低い人は辞めましょう。

これがみなさんの判断材料になれば幸いです。