事業家集団環境を辞めた元メンバーたちの話

事業家集団環境でチャレンジすることを辞めた人や脱退した元メンバーたちの現在

事業家集団環境で学んだ結果、3年で年収200万アップした理由

事業家集団環境で3年間学んで年収が200万円アップした元メンバーが受けていたセミナーのイメージ

僕は27才の終わりごろ、事業家集団環境と呼ばれているかもしれない団体に入りました。

その時の僕の目的は、ビジネスオーナーになって自由で優雅な生活を送るために意を決して弟子入りをし、最低3年間は絶対続けると決めてスタートしました。
事業家集団環境では3年間学び、結果として自分自身の年収を200万円あげることができました。

ここでは、僕が年収を200万円あげられた理由について書かせていただきます。

 

 

◾️事業家集団環境で3年間学んだこと

事業家集団環境で3年間学んで年収が200万円アップした元メンバーが師匠から学んでいるときのイメージ

僕にとって「金持ち父さん貧乏父さん」という本の中に出てきたマイクの父親のような人が近くにいてくれるということが一番の決め手でした。
本だけ読んでいても質問することもできず、具体的に何をしていいかわからず、モチベーションの維持が課題の僕は続けることすら難しいと思っていたので、質問できる存在や励ましてくれる存在である師匠の存在が一番ありがたかったです。

スタートしてセミナーにはフル参加するなど、自分なりに一生懸命やってきました。
僕が実践してきたことは以下の通りです。

  • 何もない時の武器はスピードしかない
  • 何度も失敗してもいいが同じ失敗は二度としない
  • 電話やメールでまめな報連相をする
  • リーダーになる(率先垂範、分かち合う)

スタートして3年間はチームビルディングだけに注力することが、チーム戦で勝っていくビジネスオーナーの仕事に直結する最も重要な仕事だと教わっていたので実践していました。

実際チームビルディングで作った僕のチームの人数はたった1名でしたが、その時は作業も人間的な部分もものすごく磨かれて成長したように感じていました。

 

ただ、3年かけてやっと1人のチームしかできなかったことにも気がついて、僕のやる気は一気に冷めてしまいました。

 

そして、同時に別のことにも気づいてしまったのです。

 

僕は会社でもこのチームで学んできたことを実践してきていたため、いつの間にか会社員ではとても優秀な営業マンとして出世していました。

少しづつ年収もあがり、上司からの期待も大きくなっていきました。

 

ちょうどその頃、僕の将来のキャリアを考えてくれていた師匠がフリーで営業をしてみたら?と提案してくれました。

 

フリーになることは一度も考えたことがなかったのですが、その師匠の一言がきっかけでフリーランスで活動することになりました。

事業家集団環境には自営業で稼いでいる方や、フリーランスになっている方も多かったため、この事業家集団環境というコミュニティで当たり前になっている前提が、背中を押してくれたのは間違いなかったと思います。

 

もし、このチームに入ってなかったら正直な話、出世もここまで上手くいくこともなく、独立もできなかったと思っています。

 

本当にこの3年間学んできて良かったと今でも感謝してい ます。

事業家集団環境で教わったことは仕事に使える内容ばかりで、退会した後に読んだ本やYouTubeにも全く同じ内容が出てくるし、間違いなかったと今でも思っています。

 

◾️なぜ事業家集団環境を辞めたのか

事業家集団環境で学んでチームビルディングよりも仕事で結果が出ていた男性メンバーのイメージ

事業家集団環境で学んでいることは間違いないと思いながらも、結局僕は事業家集団環境をやめました。
理由は、お恥ずかしい話、僕は3年で心が折れてしまったからです。

次々に若い意欲的な人達が新しく参加して活躍する中で僕の居場所がなくなってしまったように感じることもありました。
もちろんそれは自分の責任ですが、会社員が上手くいっていることで逃げ場所を作ってしまったということもあります。

師匠との最低3年続けるという約束は守り切りましたが、3年の間で僕が師匠と同じ実績を出せるようなイメージができなくなってしまっていました。
ところが3年かけてレベルアップした会社員の仕事は順調で、年収も上げられるイメージができていました。

師匠の生活は思ったほど自由でも優雅でもなく、どんな仕事をしても結局上を目指している人達は楽をしたり遊んだりすることも忘れて一生働くのだということもわかったので、その覚悟はできていました。
そして、ハードワークも3年かけて習慣になっていましたが、年収で1億円を稼ぎたいというような夢を持つこともなくなっていたため、会社員やフリーランスでもいいのではないかという気持ちの方が大きくなってしまったのを今でもよく覚えています。

3年間とにかく働いたし、苦手なこともたくさん経験してきたけれど、その間ほとんど体調を崩したこともなく見た目も若々しいままで活動できたので、それも武器になりました。

自分のプライドが邪魔をしてチームビルディングは上手くいかなかったかもしれないけれど、現在の仕事では、僕がリーダーとして10人の後輩などの面倒を見て、実績を上げて、年収もあげられたことにはとても満足しています。

 

◾️事業家集団環境を辞めた後

事業家集団環境を辞めた後もフリーランスとして活躍してまた一緒に仕事がしたいと考えている元メンバーのイメージ

事業家集団環境を辞めてすぐは、いつものセミナーの時間になるとソワソワしたし、「あ、もう辞めたんだった」と何回も思ったりしたのだけれど、仕事は順調で年収もまだ上げられそうな気配を感じています。

事業家集団環境を辞めた人なのか真実を知らない人なのか分かりませんが、時々チームの悪口を言っている人がいるというのは聞いたことがあります。
しかし、そんな悪口を信じる人がいるのは本当にもったいないと個人的には思います。

自分自身の体験を通じて思うのは、誰か個人や団体を批判したりする人はただのやっかみや嫉妬をしている人か、自分の人生が面白くなくて暇な人なんじゃないかなと思います。
事業家集団環境を辞める時も、仕事のことを気遣ってくれた師匠には今も感謝していて、悪口なんて言いたいと思ったこともありません。
つい最近も師匠のお店に行ったら、すぐに「元気?お店にきてくれてありがとう!」とLINEが来ました。

もし3年前に事業家集団環境でチャレンジすることを選んでなかったら、今の仕事にも出会わず、元の会社で元の年収のままだったのかと考えるとゾッとします。

ビジネスオーナーの世界や、チームビルディングでのチームはできなかったけれど、現在の生活はとても気に入っているし確実に3年前よりも成長した自分を誇りに思えるようになりました。
もし僕が何かビジネスを成功させたり、面白そうな案件があったりしたら、事業家集団環境の人と一緒に仕事ができる日がくるかもしれないとも思っています。