事業家集団環境を辞めた元メンバーたちの話

事業家集団環境でチャレンジすることを辞めた人や脱退した元メンバーたちの現在

<実体験>事業家集団環境メンバーから勧誘されたときの断り方

事業家集団環境のメンバーからの勧誘を断っている男性のイメージ

 

この記事は、私の体験(実話)を元に書いています。

「事業家集団環境のメンバーから勧誘されたけど断った方がいいのか?」
「事業家集団環境の勧誘はどうやって断ればいいのか?」
「これはそもそも事業家集団環境の勧誘なのか?」

知り合いから事業家集団環境について聞かれることがあったので、私の体験が参考になるかもと思い、書くことにしました。

 

 

事業家集団環境で活動するメンバーとの出会い

事業家集団環境のメンバーのAさんと出会った飲み会のビールのイメージ

私は「事業家集団環境」と言われる人たちのメンバーから勧誘されました。

事業家集団環境で活動しているメンバー(以下、Aさんと呼びます)は、友人繋がりの飲み会で出会いました。
初対面の印象は明るくて楽しい人で、Aさんのおかげで飲み会自体もとても楽しかったです。
私は普段、飲み会には行かないのですが、その時は高校時代の友達からの誘いだったこともあり、行きました。
二次会はありませんでしたが、一次会だけでも十分楽しくて、高校の友達が作ってくれたLINEグループで全員と連絡先を交換し、また飲みましょう、となりました。

私はAさんから翌日LINEをもらい、個別に飲みに行くことになりました。
安くて美味しいお店がたくさんあるからという理由で五反田をチョイス。
私は五反田に行ったことがなかったのでとても楽しみでした。

Aさんは2人で会っていてもとても面白くて、会話に尽きませんでした。
話がうまいだけでなく、私の話をとてもよく聞いてくれて、とにかく楽しいのです。
特に、Aさんは将来起業するために動いていると話してくれ、その話が私にとっては刺激的でした。

時々、将来起業するために動いているという話を聞いただけで、「勧誘なのか?」「勧誘された」などと言う人がいたので私の体験をお伝えすると、私の場合は話を聞いただけで、勧誘はされていません。
おそらくAさんも、勧誘したとは思っていないはずです。
なぜなら、私が話を聞きたいと言った訳ではないし、何かセミナーなどに参加することや学ぶことについて薦められた訳でもなかったからです。
だから、起業準備をしている、と聞いただけで「勧誘だ」と思うのは、少し思い込みが激しいのではないかと思います。

 

読書によって学んだ事業家集団環境の活動の面白さ

事業家集団環境のメンバーのAさんにおすすめされて面白さを知った読書のイメージ

その後、私からAさんに対してどんな起業準備をしているのかを聞きました。
私の周りで起業している人はいません。
私自身も起業することに興味はなかったのですが、ただ、Aさんを見ていると毎日とても楽しそうで、つい、聞いてみたくなったのです。

Aさんはそんな私に対して、丁寧に教えてくれました。
将来のことを考え始めた時のことや、師匠に出会ったこと、今の社会がこれからどうなっていくのかという社会事情や、私たち20代がこの先生きていく上で大事にしなければならないこと。
Aさんの話はどれも納得感があって、本を読むなどして普段から勉強しているということも伝わりました。

私もAさんから本をおすすめしてもらって読むと、Aさんの言っていることがより理解できましたし、Aさんがやっていることがいかに価値があることかもわかりました。

「Aさんに洗脳されているんじゃないか」
「Aさんに考えに染まっている」
「Aさんがおすすめしている本が怪しい」
「Aさんは勧誘している」

などと言われることもありましたが、私はそうは思いませんでした。

私は昔から読書が好きで、Aさんにおすすめしてもらった本は私の読んだ本の中でもごく一部です。
Aさんにおすすめしてもらった後も、関連する本を何冊か読みましたが、書いてあることには共通点があり、世の中のことを知らない人が多すぎる、と逆に危機感を感じたくらいです。
私は読書をしても何も動いていませんでしたが、Aさんはたった数冊読んだだけで、将来のために具体的に動き出していて、そのことに私は尊敬の念を覚えました。

本を紹介されただけで勧誘だと思う人は、視野が狭くて寂しい人だと思います。
読書をせずに世の中のことを知ることは不可能だと思うからです。
むしろ、情報化社会で、広告に溢れていてどの情報が有益なのかがわかりにくくなっている現代において、自ら情報を取りに行かないという選択自体が、若者の競争力の低下や弱体化に繋がっているのではとも思います。
私はそんな大人にはなりたくないと思いました。

 

事業家集団環境から勧誘されたときの断り方

事業家集団環境のメンバーからの勧誘に対して突き返すNOと断るの回答のイメージ

 

私は、しばらくして、Aさんと共に事業を立ち上げたいと思うようになりました。
起業したいという気持ちではなく、どちらかというと、稼ぐ力をつけたり、自分という存在価値を証明したい、Aさんという人間が好きで、Aさんと仕事をしてみたい、そんな思いの方が強かったです。

そこで、Aさんにその想いを打ち明けました。
すると、Aさんは、ありがとう、だけど事業を立ち上げることは簡単ではないから、覚悟が必要だと教えてくれました。

その時、事業の立ち上げを一緒にやるには、相当な信頼関係がないとできないということに気づきました。
Aさんも仲間と一緒に事業を立ち上げていると聞き、仲間にも会わせてもらいましたが、その仲間も皆仕事ができていい人たちばかりで、何より皆Aさんのことを慕っていました。
Aさんの集まっているコミュニティは事業家集団環境だと聞きましたが、1人1人が事業家になることを覚悟していて、私とは本気度が違ったのです。

私はその覚悟を見て、かっこいいし、私も事業家集団環境に入りたいと思いました。
自分がいかに事業家として活躍したいかを、何度も何度もAさんに伝え、やっとAさんに認められて先日、活動を開始することができました。

時々、事業家集団環境に勧誘されたのだがどう断ればいいか、と聞かれますが、そもそも事業を立ち上げるのに断る、断らないの話はないと思います。
そんな受け身な人に事業のチャンスがあるとは思えないし、事業家として活動するには本気でなければ無理だと思うからです。

もし仮にノリやテンションで起業したいなどと言っていたのであれば、それは改めた方がいいと思います。
本気じゃないのであれば、「事業家になりたい」など思わない方がいいと思いますし、「事業家になりたい」と軽々しく口にしない方がいいと思います。
勧誘されたということは、何かしら頑張りたい意志を相手に伝えていることだと思うからです。

何も意思表示をしない人が、勧誘されるということはないと思います。
私も、最初に会う約束についてはAさんから誘われましたが、それ以降は私がAさんを誘ってきました。
Aさんからずっと誘われるのを待つほど、自分に価値があるとは思わなかったからです。
だから、「勧誘されて断りたい」という人は、勧誘されるに至るまでの自分から相手へのアプローチがあったのではないでしょうか。
そのアプローチを辞めることが一番の近道だと思います。

 

事業家集団環境のメンバーからの勧誘を断るには

「事業家集団環境に勧誘された」
「事業家集団環境の勧誘を断りたい」
「どうやって断ればいいか」

という人は、まずは自分の人生を主体的に生きることを決めることをおすすめします。
「誘われる」ということは、主体的ではありません。
受け身で物事を捉えている証拠だと思います。

断る・断らないの前に、受け身な自分の姿勢を見直すことから始めるのはどうでしょうか。
私は、事業を立ち上げることを自分で決めたので、Aさんとの出会いに感謝していますし、Aさんが簡単に私の誘いを受けてくれなかったことにも感謝しています。

一緒に事業を立ち上げるためには覚悟が必要だということを、今でも伝えてくれていて、私はいつAさんに「一緒に仕事をする相手ではない」と刻印を押されないかヒヤヒヤしています。
(もちろんAさんやAさんの周りの人を見ているとそのようなことは一切ないのですが)

この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
今後、事業家集団環境で活動するかはわかりませんが、私も起業準備を頑張って、いち早く事業家として活躍できる存在になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。